Tomoko Matsukawa 松川倫子

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一週間が経過(大学院生活@HGSE)

緊張のCourse Shopping→暫定的なクラス決定のプロセスをほとんどの学生が終え、さすがに疲労を隠せ切れなくなった金曜日のランチタイム。完全に秋学期のスケジュールが決まりきっていない私のバタバタは続く。

卒業生が情報共有のためにやってきた

  • TIE Alumni Panel 

  • 8月30日(木)16時〜18時

  • 対象者:TIEのClass of 2013(同級生)

たった1年前に卒業したTIEプログラムの先輩方4名を迎え、私達が質問攻めにするセッション。教授達は最初の挨拶のあとは部屋を去る、という気遣いよう、笑。4人それぞれ大学院前の経験・経歴やHGSE在籍中の1年間の組み立て方も今歩んでいるキャリアもバラバラだけど、気楽になんでも聞けるあの場は思った以上に有益だった。

大学側からCourse Description、Syllabus、教授本人によるCourse Shopping用の説明、過去のCourse Evaluation、そしてこのAlumni Panel。加えて自分の担当をしてくれる教授との1vs1の30分Advisor Meeting。「Well-informed decision making」のサポート体制の徹底しすぎでしょう、笑。

ここまでサポートするんだから自分がどうしたいか、どうするべきなのかは各自が判断できるでしょう、ということなのだと思う。

自分が何をしたいか、はもちろん、ただそれ以上に重要なのが「なぜ」したいか、「なぜ」興味があるか、の部分だと思う。(これを書きながらふと、サイモン・シネックのTEDを思い出す)

そこがある程度自分の中で整理されていて人に話せる状態であることが重要だということを改めて感じた。そして怖いのが言語化し、人に共有すればするほどそれが強く、磨かれていくということ。そんなプロセスを体感しながら過ごした過去数日でした。

日本からの友達との再会、日本人として思うこと

そのあとはHBSにこの秋から進学した東京時代の友達の女の子(彼女はアメリカ人として来ているので留学生ではない)とケンブリッジでの再会&それぞれの状況を共有し、TIEメンバーの一部とBarでのんびりナイト。

仲の良い友達が河の向こうのビジネススクールで頑張っていると思うとなんだかとても嬉しいし誇らしい。2年間に渡るプログラム、かつ1年目はセクション仲間90人と全て同じクラスを取り続けるビジネススクール。きっと私の体験とは異なるものになるだろうし、彼女からのインプットも楽しみにしています。

Barナイトではイランから初めてアメリカに留学しにきたBoston UniversityでArt Therapy(もともとはグラフィックデザイナー)を学ぶ予定の子に出会う。デザイン面で日本にはとても強い興味がある、といわれ、しばしデザインの話で盛り上がる。「日本から来た」ということで色んな人に色んなジャンルの話を持ちかけられることが多い。いつか別途それもまとめて書こうと思います。

それよりも、今年は700人超の今年のHGSE生のうち日本人は2人。

「国の代表」なんて大それたものじゃないし、自分がそれにQualifyするとは思っていないけど、自分は日本で育ったものとして、日本で働いたものとして、色々と積極的にこの学びのコミュニティに情報共有していきたいな、と改めて思います。

世界各国の人々の日本に対する興味はまだまだ色々な分野で高いと感じますが、全てが良い話ばかりではなく、オーストラリア人の友人にはHow do you think Japan will re-invent itself?という深ーい問いをもらいました。興味をもたれているだけ良いことだと思うので、積極的に会話をしていきたいです。