Group Learningという科学の教え方
この秋学期の自分の履修クラスの大きな二つの柱、それは①Emerging Technologyと未来の教育のあり方、と、②Group Learning。この後者がかなりくせ者で苦戦中。クラスは30人弱で今まで2回授業が終わったところです。
事前課題の読み物はどれも興味深く、内容について「ふむふむ、なるほど」という学びは得られるのだけれどもそれだけじゃまったくクラスの準備にならないというクラス設計。(クラスのディスカッションを踏まえ記事のサマリーを書くという課題も全員が2回づつやる仕組みにもなっていて、そのアーカイブがクラス全体の学びを支え合うというおまけもついてたりします。そして過去の同じ記事に関するサマリーも見えるようになっています。)
そこで、今回復習しながら思いついたのは読む→メモまとめる→授業参加→課題読み物の関連性を見出す→・・・という流れの前に各読み物の筆者のことを調べる→読む→メモまとめる→授業参加・・・にしようということ。
そう思って先週の読み物の筆者を調べてみたら、確かに全員全然違う分野の方々・・こういう題材を提供して色々な視点からGroup Learningについて考えさせたいのね、、と改めて教授の意図を理解した私。今週は木曜の夜に寝不足になりながら読み込むことのないように計画的に読んでいこうと思います。
関連エントリ-: 「グループ」が形成される時
■ Cohen, E. (1994).
※筆者の特徴:社会学の考えを教育現場へ応用、教室におけるグループ学習の世界ではMUST READの人の一人、とのこと「Restructuring the classroom: Conditions for productive group work.」
■ DuFour, R. (2003).
※筆者の特徴:リーダーシップに重きを置く、特に学校における PLC「Building a professional learning community」
■ Lotan, R. A. (2003).
※筆者の特徴:多様性に富んだクラスにおける教育のあり方の研究、教師育成「Group-worthy tasks. 」
■ Hackman, J. R. (2002).
※筆者の特徴:社会+組織心理学の専門家、以下の本は2004年のAcademy of Management's Terry Awardのmost outstanding management book of the year受賞
※個人的には一番読みやすく、一番''a-ha''の多かった読み物
※プロフェッショナルファームで働く人にオススメ
「A real team. In J. R. Hackman (Ed.), Leading teams: Setting the stage for great performances 」
木曜の夜課題読み物が終わらずバタバタ
→金曜一日授業つらし&ねむし
→週末に疲労持ち越し
→週末にsocial lifeを充実させる
→日曜だけでは疲労回復に不十分・・・・
というサイクルを繰り返さないようにしたいものです。
Group Learningという授業を履修中
授業の構成は以下の通り。(金曜の午前中3時間のコマ)- オープニング+共有するものがある学生は自由に発言可の時間15分弱
- 事前課題の読み物(3〜4の記事・学術論文)についてその場で番号分けされたグループに別れ以下の点を議論45分、各グループ4〜5人
- ①課題の読み物に述べられていた主要ポイントは何だったか
- ②他の課題読み物との共通点/関係性は?
- ③他の課題読み物との相違点は?
- ※②と③を議論する際に今までの過去の授業で扱った読み物も全て考慮すること
- 上記をグループでディスカッションする際は本クラスの以下の命題を意識すること
- 1. What does it mean for a group to learn?
- 2. What are the key dynamics that support/thwart group learning?
- 3. How can leaders support group learning?
- クラス全体ディスカッション(30分くらい)
- 休憩10分
- 動画を使った''action learning'':事前課題の筆者4人のうち一人を自由に選び、その人の視点で動画の内容を分析し、状況分析+建設的な意見を述べるというロールプレー(全部で45分くらい?)
- 最後フリースタイル時間(15分くらい):その日に取り上げられたトピック、または取り上げられていないトピックでもっと議論したい、という声を自由に集め、その場で希望ベースの小グループに別れフリーに学び合う時間。
事前課題の読み物はどれも興味深く、内容について「ふむふむ、なるほど」という学びは得られるのだけれどもそれだけじゃまったくクラスの準備にならないというクラス設計。(クラスのディスカッションを踏まえ記事のサマリーを書くという課題も全員が2回づつやる仕組みにもなっていて、そのアーカイブがクラス全体の学びを支え合うというおまけもついてたりします。そして過去の同じ記事に関するサマリーも見えるようになっています。)
そこで、今回復習しながら思いついたのは読む→メモまとめる→授業参加→課題読み物の関連性を見出す→・・・という流れの前に各読み物の筆者のことを調べる→読む→メモまとめる→授業参加・・・にしようということ。
そう思って先週の読み物の筆者を調べてみたら、確かに全員全然違う分野の方々・・こういう題材を提供して色々な視点からGroup Learningについて考えさせたいのね、、と改めて教授の意図を理解した私。今週は木曜の夜に寝不足になりながら読み込むことのないように計画的に読んでいこうと思います。
関連エントリ-: 「グループ」が形成される時
9月14日授業で取り扱った参考文献
授業テーマ:Exploring group effectiveness■ Cohen, E. (1994).
※筆者の特徴:社会学の考えを教育現場へ応用、教室におけるグループ学習の世界ではMUST READの人の一人、とのこと「Restructuring the classroom: Conditions for productive group work.」
■ DuFour, R. (2003).
※筆者の特徴:リーダーシップに重きを置く、特に学校における PLC「Building a professional learning community」
■ Lotan, R. A. (2003).
※筆者の特徴:多様性に富んだクラスにおける教育のあり方の研究、教師育成「Group-worthy tasks. 」
■ Hackman, J. R. (2002).
※筆者の特徴:社会+組織心理学の専門家、以下の本は2004年のAcademy of Management's Terry Awardのmost outstanding management book of the year受賞
※個人的には一番読みやすく、一番''a-ha''の多かった読み物
※プロフェッショナルファームで働く人にオススメ
「A real team. In J. R. Hackman (Ed.), Leading teams: Setting the stage for great performances 」
木曜の夜課題読み物が終わらずバタバタ
→金曜一日授業つらし&ねむし
→週末に疲労持ち越し
→週末にsocial lifeを充実させる
→日曜だけでは疲労回復に不十分・・・・
というサイクルを繰り返さないようにしたいものです。