海外から見たジブリとJiro Dreams of Sushi
今日、日本人として嬉しいことが2つありました。
彼はディズニー・ピクサー作品と比べながらジブリ作品を一度も見た事のないクラスメートに説明しながら、トトロを絶賛していた。
先日近所の映画館で上映されていた「風の谷のナウシカ」を韓国人の友達と見に行った時もほぼ満席の映画館で上映後に拍手が起き、友達が目をキラキラさせながら「宮崎駿の作品は韓国でとっても人気なのよ」と言ってくれたときにとても嬉しく思ったのと同じ感覚。 :)
自分の好きなものを好きと言ってくれるのを聞くのはどんなことでも嬉しい。
オーストラリア人の彼が「週末にすごい映画を見たんだよ、jiro dreams of sushiってtomokoは見た?」と興奮気味に言って来た。私は噂に聞いていたけどまだ観てないんだ、そう言っていたら、彼がそれがどれだけ素晴らしいものだったかを熱く語り始めた。
すると後ろにいた全く赤の他人のアフリカ系の女性が「私もそれを見たいと思っていたのよ!」と突然会話に参加。1駅分の車内での会話だったけど、なんだかとってもほっこりした気持ちになった。
電車を降りても彼は「『ショクニン』っていうんだよね、どういう分野で日本は『ショクニン』っているんだい?僕もなんかの『ショクニン』になれるものなの?」と矢継ぎ早に質問攻め、笑。確かに日本でいう「職人」って奥深い世界かも。
iTunesやAmazon Rentalで見れるらしいので週末にでもトライしてみようと思います、「 Jiro Dreams of Sushi」という映画。
どんな映画かというと:
という感じ。
「好きにならなければダメですよ。自分の仕事に惚れなければダメなんですよ」(Jiroさんの言葉)
他国についての好奇心も以前より強くなっている気がします。色々な事がつながっていて自分に何らかの形で影響があるという事実を大人になって学んだからかもしれません。
また良い・悪いという評価は別にしても他の国と 「違う」という事自体が 世界の多くの人に興味をもってもらうきっかけだと改めて感じます。日本はユニークな点が本当に多く、共有したいネタは尽きません。
違う視点や違う慣習を共有すること、それだけでいろいろな人の視野、視点を刺激することにつながり、そして自分から共有した情報や意見以上のものが自分に対して戻ってくる・・・素敵な仕組みだな、と改めて実感する今日このごろです。
①一つ目はジブリの話
研究室で一緒の博士課程のお兄さんが、クラスでの「最近の発見共有タイム」に「子どもと毎週見る映画の時間で先週見たスタジオジブリの『となりのトトロ』がとても良く子どもも大喜びだった、来週は『ポニョ』を見るんだ」と共有してくれたこと。彼はディズニー・ピクサー作品と比べながらジブリ作品を一度も見た事のないクラスメートに説明しながら、トトロを絶賛していた。
先日近所の映画館で上映されていた「風の谷のナウシカ」を韓国人の友達と見に行った時もほぼ満席の映画館で上映後に拍手が起き、友達が目をキラキラさせながら「宮崎駿の作品は韓国でとっても人気なのよ」と言ってくれたときにとても嬉しく思ったのと同じ感覚。 :)
自分の好きなものを好きと言ってくれるのを聞くのはどんなことでも嬉しい。
②もう一つがJiro Sushiの話
地下鉄でオーストラリア人の友達と中国人の友達と電車に乗っていたときのこと。オーストラリア人の彼が「週末にすごい映画を見たんだよ、jiro dreams of sushiってtomokoは見た?」と興奮気味に言って来た。私は噂に聞いていたけどまだ観てないんだ、そう言っていたら、彼がそれがどれだけ素晴らしいものだったかを熱く語り始めた。
すると後ろにいた全く赤の他人のアフリカ系の女性が「私もそれを見たいと思っていたのよ!」と突然会話に参加。1駅分の車内での会話だったけど、なんだかとってもほっこりした気持ちになった。
電車を降りても彼は「『ショクニン』っていうんだよね、どういう分野で日本は『ショクニン』っているんだい?僕もなんかの『ショクニン』になれるものなの?」と矢継ぎ早に質問攻め、笑。確かに日本でいう「職人」って奥深い世界かも。
iTunesやAmazon Rentalで見れるらしいので週末にでもトライしてみようと思います、「 Jiro Dreams of Sushi」という映画。
どんな映画かというと:
- ミシュランガイドの3つ星すし店「すきやばし次郎」を追ったドキュメンタリー映画
- 2011年のトライベッカ映画祭で一番最初に配給会社が決まった作品
- 2012年3月にNYで公開→全米へ
- アメリカ人のデビッド・ゲルブ監督による作品
- 主人公であるJiroとは現役寿司職人(85歳)の小野二郎さん(2008年の日経ビジネスの記事by茂木健一郎さん)
- 監督は「すしは最も視覚的に創造性に富んだ食べ物。そして、すし職人は究極のプロデューサー」「世界一のすし職人を題材にした映画を撮りたかった」という
- 公開前から話題となっていた作品で、1回の上映で平均約170万円を売り上げ年間3位を記録したという(http://newyork.keizai.biz/headline/653/による)
- 8月1日のWIRED記事に取り上げられていた
という感じ。
「好きにならなければダメですよ。自分の仕事に惚れなければダメなんですよ」(Jiroさんの言葉)
他の人・他の文化に興味を持ち、自分・自国についても興味を持ってもらうとは
バタバタしてあっという間に過ぎ去っていった大学留学時代に比べて、少し大人になって、大学院生として改めて海外に来ると、比較的じっくりと他者との関わり合いを持つことができ、日本のことを客観的にみたり、自分がどういう時に日本人であることを意識するのかを体験できて面白いな、と最近思います。他国についての好奇心も以前より強くなっている気がします。色々な事がつながっていて自分に何らかの形で影響があるという事実を大人になって学んだからかもしれません。
また良い・悪いという評価は別にしても他の国と 「違う」という事自体が 世界の多くの人に興味をもってもらうきっかけだと改めて感じます。日本はユニークな点が本当に多く、共有したいネタは尽きません。
違う視点や違う慣習を共有すること、それだけでいろいろな人の視野、視点を刺激することにつながり、そして自分から共有した情報や意見以上のものが自分に対して戻ってくる・・・素敵な仕組みだな、と改めて実感する今日このごろです。