Tomoko Matsukawa 松川倫子

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本気度は自分次第

もう秋学期が終わってしまう頃ですが、
モヤモヤ最近していたことの答えが見えて来た気がするので
ちょっとまとめ。

2001年に初めて単身留学したときと
今回の二回目の海外留学のときとの違い。
なんだか現地生活&環境にどっぷり浸かれていない気がしていて
それはどうしてだろう、と
色々な理由をこの秋学期ずっと考えていた。

①英語力がある程度ある状態で留学しているから?
②社会人経験を積んで、年も取って比較的 度胸や自信が
 身に付いた状態で来たから?
③自由度の高い教育学部のカリキュラムで
 自分が本当に学びたいものを選択し、
 じっくり時間をかけて深掘りすることができる
 スケジュールだから?
④肩の力が抜けていて(②に関連するけど)
 そこまで全て頑張らなくてもいいと思っているから?
 (知り合いこそたくさんできたけど
  ソーシャルパーティーはそこまで手広く参加せず
  本当に気が合うメンバー10人弱とまったり交流することを
  好むようになっている)
⑤1年しかないプログラムだし(④に関連するけど)
 一般教養目的の学部じゃなく、専門の大学院だから
 学業面で知的刺激的に充実してたらそれでいいと思っているから?
⑥以前よりもソーシャルネットーワークで祖国との
 つながりを身近に感じて満たされてしまっているから?

そして、昨夜色々と会話をする機会があり、
今日も別の友達と話してて、そして気付いた。

自分が「1年のプログラムだし」と思っていたところが
あるかも、という点。つまり 「お客様」「留学生」モードに
なっていたんじゃないか、という気づき。
よく日本企業の海外駐在員に対して現地の人が
「どうせ数年で帰国するんでしょ」と感じ取っている、という話を
聞くことがあったけど、それってその駐在員の方々の行動から
それが伝わってしまっているということ。
行動は意識の現れ。

私の「なんとなくどっぷり浸かれていない気がする」行動も
おそらく水面下にある自分の意識の問題ではないかと思った次第。

社費や公費で来ている人は「期間限定で来ています」的な雰囲気があるな、
と感じることが時たまあったんだけど、自分もその方々と何も変わらない、
なのになんで違うような感想を抱いていたんだろう、自分・・・と
ひとりつっこみ&反省。

4年間の留学にアメリカに来たときに比べて
何だか違うと感じた理由。
ようやくなんとなく分かった気がする。

4年という贅沢な時間があった時は環境に身を置くだけで
「実りある経験」が蓄積されていったかもしれないけれど
たった1年(というか今から卒業まで5ヶ月半しかない)の
今回の留学は環境に身を置くだけじゃダメじゃん・・と
改めて反省するきっかけとなりました。

これから意識的に気持ちを切り替えていこうと思います。
日本という豊かな受け皿が自分に用意されているからこういう
気持ちになるんだ、という反省にもつながりました。
それについては次のブログで書こうと思います。