Tomoko Matsukawa 松川倫子

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冬期集中講座「Informal Learning for Children」

休みボケから全然回復できていないですが明日から2週間の集中講座がはじまります。

この学期は秋学期と春学期の間の1月という短期間を通じて秋/春学期と同等の単位に匹敵する内容を履修するというもの。このブログにも何度か登場しているBlatt教授による授業を取る事にしました。

そもそも大人の学びに興味があり教育学部に来ている身なので子どもの学びをメインで考える唯一の授業となりそうです。とはいえ、学ぶ内容は年齢に関係なくこれからの時代を生きる人間として大切なものが多そうなので楽しみです。

改めてシラバスを見直してみました。(明日までに読まなくてはいけない量が多すぎて圧倒されていますがlast minuteまで読み物を放置していた自分のせいです、はい)

この授業では「子ども/青少年にeducationally beneficialなメディアを意図的にデザインすること」を学びます。実際に既存のメディアでこれができているものは少ないらしく、学びを意識して設計されたinformal mediaとして"the most powerful and successful intervention ever designed"
であるセサミストリートのSesame Workshopに関わる研究者、クリエイター、役員を含む現場の人達と関わりながら新しいinformal learning ventureをつくりあげる密度の濃いクラスになります。


クラスで学ぶべきことは以下のとおり」
  • learn how to recognize opportunities and asess needs for informal learning interventions(これらメディアに対するニーズの見極め)
  • learn how to conduct, assemble, and synthesize research on media-based teaching and learning (理論を押さえる)
  • learn how to design, test and revise materials that are responsive to specific audiences and objectives(対象を意識した設計、PDCA)
  • learn how to make diversity a fundamental component of the design process(多様性を意識したデザイン)
  • learn how to gauge the short- and longer-term impact of an intervention(評価のあり方)
講義、ディスカッション、課題などがあるようだけれども一番のメインはグループでつくりあげる企画書。"large-scale, multimedia-based informal learning intervention"を設計し提案し業界の現場の方々にプレゼンするという内容のもの。

今年は以下のトピックの中から自分の取り組みたいテーマを選ぶことになっている。どれもこれからの時代子ども達が身につけることが不可欠なリテラシーばかり。
  1. improving children's health and fitness
  2. promoting civic engagement and political participation
  3. developing print and digital literacy
  4. helping children and teens to become wiser consumers
展示点では自分はglobal competencyの習得を含む②に興味があり。

あぁ、楽しみなクラスのはずなのに課題読み込みに対して腰が重いのはなぜなのでしょう・・・。

重さといえば・・

冬休みバケーション先で色々アクティビティをしたのにも関わらず体重はまったく減らず・・・たった数ヶ月の秋学期の間に増えた体重の重さもまったく変わっておりません・・・。

密度の濃いハードな冬学期のクラスで少しは「やつれる」ことを期待します。