Yo-Yo Maと梅崎氏と「鶴の恩返し」
学期の中間で(かつ1年プログラムのHGSEの学生の多くは就職活動も
頭の隅で意識しつつ)いっぱいいっぱいになっている人の多いこのタイミングに、
ハーバードが学生向けに無料で主催してくれた
これが無料?!と思わず疑ってしまうくらい
充実したひとときで、様々な〆切に追われる中でも
充実したひとときで、様々な〆切に追われる中でも
行って本当に良かったと思わされた経験となりました。
(そしてこの感動が薄れないうちにブログに書き残したいと思う内容)
(そしてこの感動が薄れないうちにブログに書き残したいと思う内容)
今回の学び&発見:
①ARTを日々に取り入れる大切さ
②シルクロード・プロジェクトの実態
③梅崎氏という尺八演奏家の存在
④アジアの音に懐かしさを感じる自分
秋学期の最後にバッハのクリスマスコンサートにボストン市まで
行ったときも、授業で
ICA(美術館)に行ったときも思ったのですが、
やはりARTって大切ですね。もっと意識的に取り入れて行かないと、と
思います。
世界的なチェリストのYo-Yo Ma氏の生演奏も生まれて初めての体験でしたが
それ以上に彼が芸術監督をつとめる
「シルクロード・プロジェクト」とは
なんだろ?という好奇心もありました。
(先日応募したハーバードのCultural EntrepreneurshipコンペにもHBSとFaculty of
Arts&Sciencesとこの「シルクロード・プロジェクト」が関わっています)
Arts&Sciencesとこの「シルクロード・プロジェクト」が関わっています)
ココによると(音楽が突然流れるので要注意)同プロジェクトは
「古代の交易路シルクロードに今も息づく民族音楽を発掘し、
現代の楽器や奏法との融合によって、音の文化遺産を世界に発信することを
目的に設立された」NPOということです。
で、実際に今日見てみてどういうものか分かりました。
メンバーも流動的なようなので違うメンバーのものならYouTubeなどに
あるのかもしれません。
で、実際に今日見てみてどういうものか分かりました。
メンバーも流動的なようなので違うメンバーのものならYouTubeなどに
あるのかもしれません。
今日の15人の演奏者達、皆すごく楽しそうにremixしていたのが印象的でした。
Yo-Yo Maもあくまでもメンバーの一人という状況で始終ニコニコしながら
演奏されていました。
Yo-Yo Maもあくまでもメンバーの一人という状況で始終ニコニコしながら
演奏されていました。
で、ブログのタイトルにもいれたのですが今日のプログラム(全6曲)の
5番目が「Tsuru no Ongaeshi - 鶴の恩返し」でした。
尺八(しゃくはち)演奏家の
梅崎康二郎氏が
Yo-Yo Maのチェロの音色と合わせながら、「鶴の恩返し」の朗読と尺八演奏を
融合させるといった素晴らしいパフォーマンス。(もちろん英語)
久しぶりにじっくりと聞く機会のあった「鶴の恩返し」。
意外と覚えているようできちんと覚えていなくて、
演奏開始前に一緒にコンサートに行ったジュリアード音楽院出身の友人に
内容を英語で伝えようとして、結構苦労しました・・・
周りにいた数百人と一緒に耳を傾けながら改めてこのストーリーを
聞いていたのですが単なる恩返しのところよりも
「見てはいけないといったのに見てしまった」という要素も
含まれていてなかなか簡単に伝えるのが難しい話だなぁとか
別のことをふと考えたりもしてしまいました。
最後に、今日のコンサートに行って気付いたこと。
アンサンブルだったので一層自分が意識することができたのかもしれないですが
たくさん種類のある楽器の中で自然と懐かしさを
Shakuhachi(尺八)とpipa(中国の弦楽器、琵琶)の音色に感じた自分を発見しました。
たくさん種類のある楽器の中で自然と懐かしさを
Shakuhachi(尺八)とpipa(中国の弦楽器、琵琶)の音色に感じた自分を発見しました。
やっぱり自分アジア人なのだなぁと再確認した体験でもありました。
pipa |