NovoEdコースの紹介+言語系オンラインラーニングサービス一覧
ちょっと前にFacebook上でも書いたことですが、Facebookの個人のステータスアップデートの平均到達率は16%以下という話もあるようですので、ここでもう一度書いてみることにしました。(
12月9日のSocial Company上の関連記事)
自分が初めてNovoEdのことを聞いたのはいつだったか忘れてしまいましたが、まだまだ世界的にも認知度が相対的に低いMOOCプラットフォーム。自分が当時から気になっていた理由は彼らがCollaborative learning(協調学習)の重要性をミッションのコアにおいているところ。NovoEdのマントラ?は「Learn, Collaborate, Innovate」です。
何かと話題になりがちなCourseraのように、Stanfordの教授が始めたプラットフォームではありますが、どちらかというとひっそりと、静かに始まった印象を個人的には抱いているNovoEd、もともとはVentureLabという名で呼ばれていました。「 New platform for online courses stresses team-based, experiential learning」(2012年9月のStanford Newsの記事)
CourseraやEdXが今時点で(今後どうなるか分かりませんが)提供しているフォーマットが適しているコンテンツと、small group又はexperiential learning型が適しているコンテンツと色々あると思うのですが、とりあえず+Acumenのコースに適しているのはNovoEd寄りなのではないか、ということで今回試験的に採用してみた、という背景です。
実際にコンテンツを載せながら色々と「新しい」「スタンダードプラットフォーム」特有のチャレンジを体験中です。興味が有る人は今回ぜひ、ということで敢えてここに載せてみることにしました。
また上記のStorytelling for Changeの今回のスケジュールが合わない人達も、2014年は今回の実施の他にもあと二回ほど提供予定なので、今回のスケジュールが合わない方でも「こんなのがあるんだな」ということを頭の片隅にでも置いていただけると嬉しいです。
Facebook PageのLikeの数(1月8日時点)
さらに気になったので言語に特化したものも見てみました。無料プラットフォームがこのセグメントは多くなってきましたね。
関連エントリ-: 2013年はMOOCにとって面白い年でした
関連エントリ-: 大学院卒業後の1ヶ月間やっていた(いる)こと
NovoEdのコースの紹介、登録締切は1月14日
以下は自分が12月17日に個人のWallに投稿した内容:【宣伝】最近JMOOCとかもあって日本で話題になっているMOOC(大規模オープン公開コース)ですが、スタンフォード発で(何故か日本であまり知られていない)NovoEdというグループラーニングを重視したMOOCプラットフォームがあります。
今回+Acumenは過去1年提供していた無料コースをNovoEdでも試してみることにしました。コース名は「Storytelling for Change」
ストーリーテリングっていうとTEDなどを想像される方もいるかもしれませんが、自分がpassionを持っている対象(仕事でも、ボランティア活動でも、趣味でも、信念でも、抱負でも)について人に伝える力って情報が氾濫するこれからもっと大切になるかなー、と。そして、伝えたいと思う相手が一人でも数百人でも事前に構成を考えたり何度も練習をする重要性は同じではないかと。
一人で登録してプラットフォーム上で世界中にいる他の受講生と仲間になり英語でコースを進めるのも良し、日本の仲間(NPO運営仲間同士とか単なる勉強仲間同士とか職場の仲間同士とか)と一緒に受講を決めるのも良し。
教材は英語で配布されますが、実際の対面/オンラインでやるグループラーニングは仲間次第で日本語/英語で進めることができます。
興味がある人はTokyo+Acumen/アキュメン東京チャプターのページを見ていただくか、私まで個別にDMお願いします。(こちらから登録もできます)
Enjoy learning!1月15日から始まるコースです。
参考:「心を揺さぶり、信頼を感じさせる、ストーリーの語り方 - 今、求められるビジネスパーソンのスピーチ力」2013年12月17日 DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビューhttp://www.dhbr.net/articles/-/2302
自分が初めてNovoEdのことを聞いたのはいつだったか忘れてしまいましたが、まだまだ世界的にも認知度が相対的に低いMOOCプラットフォーム。自分が当時から気になっていた理由は彼らがCollaborative learning(協調学習)の重要性をミッションのコアにおいているところ。NovoEdのマントラ?は「Learn, Collaborate, Innovate」です。
何かと話題になりがちなCourseraのように、Stanfordの教授が始めたプラットフォームではありますが、どちらかというとひっそりと、静かに始まった印象を個人的には抱いているNovoEd、もともとはVentureLabという名で呼ばれていました。「 New platform for online courses stresses team-based, experiential learning」(2012年9月のStanford Newsの記事)
CourseraやEdXが今時点で(今後どうなるか分かりませんが)提供しているフォーマットが適しているコンテンツと、small group又はexperiential learning型が適しているコンテンツと色々あると思うのですが、とりあえず+Acumenのコースに適しているのはNovoEd寄りなのではないか、ということで今回試験的に採用してみた、という背景です。
実際にコンテンツを載せながら色々と「新しい」「スタンダードプラットフォーム」特有のチャレンジを体験中です。興味が有る人は今回ぜひ、ということで敢えてここに載せてみることにしました。
+Acumenのコースの案内(今後の予定)
こちらに全部のコース情報があり、WATCH LISTに登録することで今後の情報が受け取れるようになります。全てGroup based learningのコースですが、NovoEdに載せられる予定なのは今の所ごく一部のみです。また、ここでは5つのコースが載っていますが、今後+Acumenは更に増やして行く予定のようです。また上記のStorytelling for Changeの今回のスケジュールが合わない人達も、2014年は今回の実施の他にもあと二回ほど提供予定なので、今回のスケジュールが合わない方でも「こんなのがあるんだな」ということを頭の片隅にでも置いていただけると嬉しいです。
- Human Centered Design for Social Innovation(IDEO.orgと)
- Adaptive Leadership: Mobilizing Change(CLAと)
- Lean for Social Impact(Lean Startupの考え方をベースにしてます)
- Storytelling for Change
- Acumen Essentials I: Introduction to Moral Imagination & Challenges in Poverty
「Like」の数の比較をしてみた
ちなみにNovoEdのことを意識しながらちょっと調べてみたら以下のようなデータがありました。まぁ、知名度に比例している感じはあります。Facebook PageのLikeの数(1月8日時点)
Google PageだとCourseraが110万、EdXが24万、Khan Academyが20万という感じでした。
ついでにちょっと気になったので、ジャンルは違うけれど以下も調べていました。さすがのLyndaです。
- Lyndaは68万強(ソフトウェアの使い方)
- Skillshareは25万(スキル色々、有料多し)
- Codecademyは15万(プログラミング)
- WizIQは13万弱(オンラインで学びを届けたい人、その生徒/受講生向け)
- Udemyは11万強(スキル色々、有料多し)
さらに気になったので言語に特化したものも見てみました。無料プラットフォームがこのセグメントは多くなってきましたね。
それにしても新しい言語を学ぶための(無料)ツールの多さ。業界プレイヤーにとっては大変な環境かと思いますが、やる気と時間(やる気にある程度比例)のある学習者にとっては嬉しい時代になったなぁ、と思います。
なかなか印象的なロゴデザインで一度見たら忘れにくい |
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