街中でふっとクラシック
本当は「ふっ」といった優雅なものでないのだけれど(並ぶし、混んでいるし)でもマンハッタンではフラリとクラシックに触れることのできる機会がちょこちょことあります。先日もジュリアード音楽院の公開発表会に週末ふらりと座ってきたところでした。
そして今週の月曜のメモリアルデー(祝日)。先週から同居生活をしている大家さんに誘われて、教会でのフリーコンサートに行ってきました。
New York Philharmonicが毎年メモリアルデーに実施しているというこのコンサート。Upper West Sideのコロンビア大学の近くのSt. John the Divine教会で行われています。
この教会の中には一度入ってみたかったのでそれも楽しみでしたし、演奏がチャイコフスキーだというのも楽しみでした。(私のお気に入りはチャイコフスキーのバイオリン協奏曲ニ長調35。恩師に紹介してもらった映画 「オーケストラ!」の影響です。(2009年のフランスの映画「 Le Concert」)
そのメモリアルデーのコンサート。
20時演奏開始、19時開場。並び始めたのは16時。18時頃に無料チケットが配布され、その後も結局席確保のため、同じ所で待つという状況。
折りたたみ椅子を大家さんが準備してくださったのですが(さすが、3年目で慣れていらっしゃる)、周りを見たら同様に準備万端な人達が多くいました。5時くらいに後ろを眺めてみたら長蛇の列が!4時に到着した時は既に前に並んでいる人が数十人はいたので、本当に有名なイベントなのだと思いました。
列に並んでまで何かを楽しみにするって久しぶりでした。
最後に「並んだ」体験は去年の7月の独立記念日の花火くらい昔になるかもしれません。(年末のタイムズスクエアは このような武者がいます、私はこれには参加しませんでした・・これからもする気合いが出せない気がします・・)前回の花火の後の感想は「来年は(独立記念日の花火は)もういっかな、笑」というものでしたが、今回のコンサートの感想は「来年も行かなきゃ!」というものでした。
3人で列に並んで色々話していたせいか、あっという間に3時間が経ち、マンハッタンでは比較的有名な大きな教会にワクワクしながら入って行きました。
目玉はチャイコフスキーのSymphony No.5 in E minorです。
1時間ちょっと(チャイコフスキー以外の曲も10分ほど演奏があった)の演奏そのものは、教会内の空間に音がエコーして、元々のチャイコフスキーのシンフォニーとはまたちょっと違ったテイストに。いつかコンサートホールでもまた同じ曲を聞いてみたいと思っています。それにしても素敵だった・・指揮者がとても良く見えるところで、彼の世界に吸い込まれて行った1時間でした。
この、今回の指揮者の Alan Gilbert氏。今のNY PhilharmonicのDirectorです。お父様は引退したバイオリニスト、お母様(日本人の方)は現役のバイオリニスト(Alan氏の指揮するPhilharmonicで現役で演奏しているとのこと)。・・・素敵。
彼のことをちょっと調べていたら2011年のテロの10年後ということで、Alan Gilbert氏とNew York Philharmonicがニューヨークで実施したコンサートのYouTubeを発見。アメリカの国歌が流れてくるのが6つのシリーズの第一弾。↓コチラ。
そして今週の月曜のメモリアルデー(祝日)。先週から同居生活をしている大家さんに誘われて、教会でのフリーコンサートに行ってきました。
New York Philharmonicが毎年メモリアルデーに実施しているというこのコンサート。Upper West Sideのコロンビア大学の近くのSt. John the Divine教会で行われています。
この教会の中には一度入ってみたかったのでそれも楽しみでしたし、演奏がチャイコフスキーだというのも楽しみでした。(私のお気に入りはチャイコフスキーのバイオリン協奏曲ニ長調35。恩師に紹介してもらった映画 「オーケストラ!」の影響です。(2009年のフランスの映画「 Le Concert」)
そのメモリアルデーのコンサート。
20時演奏開始、19時開場。並び始めたのは16時。18時頃に無料チケットが配布され、その後も結局席確保のため、同じ所で待つという状況。
折りたたみ椅子を大家さんが準備してくださったのですが(さすが、3年目で慣れていらっしゃる)、周りを見たら同様に準備万端な人達が多くいました。5時くらいに後ろを眺めてみたら長蛇の列が!4時に到着した時は既に前に並んでいる人が数十人はいたので、本当に有名なイベントなのだと思いました。
列に並んでまで何かを楽しみにするって久しぶりでした。
最後に「並んだ」体験は去年の7月の独立記念日の花火くらい昔になるかもしれません。(年末のタイムズスクエアは このような武者がいます、私はこれには参加しませんでした・・これからもする気合いが出せない気がします・・)前回の花火の後の感想は「来年は(独立記念日の花火は)もういっかな、笑」というものでしたが、今回のコンサートの感想は「来年も行かなきゃ!」というものでした。
3人で列に並んで色々話していたせいか、あっという間に3時間が経ち、マンハッタンでは比較的有名な大きな教会にワクワクしながら入って行きました。
目玉はチャイコフスキーのSymphony No.5 in E minorです。
1時間ちょっと(チャイコフスキー以外の曲も10分ほど演奏があった)の演奏そのものは、教会内の空間に音がエコーして、元々のチャイコフスキーのシンフォニーとはまたちょっと違ったテイストに。いつかコンサートホールでもまた同じ曲を聞いてみたいと思っています。それにしても素敵だった・・指揮者がとても良く見えるところで、彼の世界に吸い込まれて行った1時間でした。
この、今回の指揮者の Alan Gilbert氏。今のNY PhilharmonicのDirectorです。お父様は引退したバイオリニスト、お母様(日本人の方)は現役のバイオリニスト(Alan氏の指揮するPhilharmonicで現役で演奏しているとのこと)。・・・素敵。
彼のことをちょっと調べていたら2011年のテロの10年後ということで、Alan Gilbert氏とNew York Philharmonicがニューヨークで実施したコンサートのYouTubeを発見。アメリカの国歌が流れてくるのが6つのシリーズの第一弾。↓コチラ。
他に、ニューヨークで「ふっと」楽しめるのが
「New York PhilharmonicのConcerts in the Parks」今年は7月9−15日。この期間中にブルックリンで開催されたり、セントラルパークでされてたり、いくつかのところで野外コンサートが開催されます。
去年行ったのですが、遅く行き過ぎて、セントラルパーク内の演奏舞台から遠い、宴会会場みたいになっているところの近くだったので残念ながら全然聞こえませんでした。失敗。今年は、セントラルパークじゃない会場を狙おうかな、とか考えています。
そしてもう一つ気になっているのは
Free Shakespeare In the Park。チケットを取るの、こちらも楽ではなさそうですが、今年は
「空騒ぎ(Much Ado About Nothing)」と
「リア王(King Lear)」があるらしいです。気になります。
今日はえ?3月?っていうくらい冷え冷えとした一日でしたが、ようやくマンハッタンも暖かくなり、楽しい時期になってきました。
来週はバレエ「A Midsummer Night's Dream」(シェイクスピア)を見てきます。