Tomoko Matsukawa 松川倫子

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NYをたっぷり楽しむためのお勧めサイト10

前置き:「観光地」に行ってきました

先週末コニーアイランド(Coney Island、 日本語Wikipedia、より詳しい 英語Wikipedia)に行ってきました。ホットドッグの早食い大会でも有名ですが、普段の生活圏から1時間ちょっと離れているので、今まで一度も足を運んだことがありませんでした。コニーアイランドに限らず、ニューヨークに住んでいると、ザ観光スポット、みたいなところに足を運ぶ機会が意外と少ないです。

日曜のプチ遠足。まずはマンハッタンブリッジをテクテク歩き・・・・・・・・ 


・・・・・・その後は電車に乗って、コニーアイランドへ。



少しサンタモニカの海岸沿いを連想させる、でもコニーアイランドにいる人たちはなんとなくニューヨーカーっぽい、ほのぼのした場所でありました。私がいた時間帯は午後3時から8時くらいだったでしょうか。上手く写真を取れなかったのですが「スーパームーン」の夜でもあり、海の上に浮かんだまん丸の月も綺麗でした。



コニーアイランドのような「ザ・観光地」については
などを参考にしながら探索してみると良いと思います。

NYで「non-観光地」で楽しむには

今回の本題。コニーアイランドのような有名どころではなくて、「今日何か楽しい事したいな」な気分の時向けの情報がつまったお勧めサイトをまとめてみました。ニューヨークに引っ越してきてから1年と2ヶ月。昨年は2ヶ月以上は米国外にいたので実質12ヶ月。その間に学んだサイト達です。今後も何かあったら更新していこうと思います。


①朝起きたらNYTのこのセクション - 「New York Today」
天気(Weather)と、今日の出来事(Coming Up Today)と交通情報(Commut)がとても簡潔にまとまっていて、特にComing Up Todayの所に記載されているイベント情報は注目。Newsletterで購読することも可能。実はアメリカにくるまでNew York Timesってニューヨーク、または東海岸に関係しているメディアかと勘違いしていたら、全国紙だった・・。日経新聞的な。NYTに取り上げられている記事やオピニオンは目を通している「知識人」が多い。


②最近気に入ってる - flavorpill
以前エントリ-に書いたイベント( ベンチャーと組織づくり)のようなちょっと真面目系の紹介もあるものの、全体的にプレイフルなものが多い印象のサイト。下の写真にあるように、現時点では3都市対応。今後ロンドンを含む3都市に展開予定。

flavorpillのトップページより(8月15日時点)

ジャンルは現時点でこのスクリーンショットの通り。日にちでもジャンルでも検索できる。Flavorpill Mediaという創業2000年の会社が2012年から運営しているこのサイト。
flavorpillのジャンル別カテゴリー(8月15日時点)


③ちょっと情報量が多いけれど王道 - TimeOut(世界中の多くの都市に対応)
創業1968年(!!)現時点で67都市、37カ国対応( About usより)ちなみに、「地球の歩き方」は今年が創刊35周年(つまり1979年創刊)ということを ここで知りました。Timeoutはスマホアプリもあります。

Time Out New Yorkのトップページの一部(8月15日時点)


④ちょっぴり大人な雰囲気 - UrbanDaddy
こちらは下の写真にあるように、米国内の主要都市に展開。今まではメルマガを受け取っていたけれど、久々に見てみたらWebサイトから伝わってくる情報のほうが便利そう。もう少し研究が必要ですが引き続き気になるサービス。

UrbanDaddyのトップページより(8月15日時点)


2005年に創業されたこのベンチャ-の About Usが面白かった。明確にターゲットを絞っているのですね、これは。
In addition to the eponymous lifestyle title UrbanDaddy, UrbanDaddy Enterprises publishes five other editorial titles: Driven (auto), Jetset (travel), Kempt (men’s style), Manero (Latin American lifestyle) and Ski & Board (winter sports). UrbanDaddy Enterprises publishes premium local content in 12 cities, reaching more than 4 million members nationally. UrbanDaddy targets an affluent, college-educated audience interested in aspirational and connoisseur lifestyles.  @UrbanDaddy on Twitter | UrbanDaddy on Facebook
モバイルアプリもダウンロードしてみよう。

UrbanDaddyのトップページより(8月15日時点)


⑤まだまだ新しいので今後に注目 - Sosh
これは他のサイトと違ってメンバー登録しないと詳細が見えない。Facebookにリンクしてログインすると、やりたいこと(Activity)軸で検索することができる。デザインも比較的シンプル。TimeOutを見た後にこれを見るとちょっとホッとする。なんとなくTEDのサイトを連想させる。


久しぶりにサイトに行ってみたら、掲載案件のリストが最初の頃より増えていたのと、採用を急拡大しているのが見えた。TechCrunchでみたら $10M(10億円前後)のSeriesB増資を昨年していたとは。2010年創業。いつの間にかモバイルアプリも出来てた。


⑥更に最近のサービス、ポジショニングがユニークなモバイル専門アプリYPlan
確かTechCrunchの記事かなんかで知ったこのサイト。Soshよりも先に使ってみていたのだけれど、2012年創業のこの会社の SeriesA増資$12Mは昨年6月。ロンドン発のモバイルアプリ。他のサービスのように色々たくさん提供するというよりも、個人に合わせてキュレーションされた15ほどのイベント情報を「serendipitous/spontaneous going out」のために届けることを目指しているらしい。

私が登録したときはロンドンからNYへ上陸したばかりだったけれど、今はSF、べガス、エジンバラに展開しているらしい。


⑦ディスカウント狙いで訪れながら新しい発見を得る - Gilt City
よく洋服などの購入に使うサイトですが(ニューヨークは路面店で買い物するより、オンラインのほうが時間&お金の効率が良い)、そのCityセグメント。以下に出ているように、展開都市はUrbanDaddyとちょっと似ている。

Giltのワクワクするところは、いつどんな「セール」が登場するか分からないところ。しかもそのオファーが掲載されている期間も比較的短いので、サイトを何度も訪れてしまうし、そこで良さそうなものを見つけたときのクリックしたくなる度も高い。

カテゴリーはこんな感じ。私は以前ここで美容院の割引券を発見。あとコンサートチケットもゲットしました(過去エントリ-: New York Philharmonicに行ってきました



おそらく Grouponも同じ目的を果たせると思うのですが、私はあまり使っていないので、コメントなし。


⑧自分の興味分野で知的刺激&ネットワーキングの機会を得たいなら - MeetupEventbrite

Meetupは興味グループでの検索とカレンダー検索が出来て、直近のMeetupがいつどこで行われるかの情報で溢れている。グループの多様性を眺めているだけでも相当面白い。確かどこかでニューヨーカーの7人に1人は登録をしているというのを聞いたことがある。(過去エントリ-:  始めて行ってみたMeetupというもの)2002年創業の会社で既にSeriesDまで増資活動を終えている会社。地球上のどこかで13秒に一回Meetupが起きているらしい。


Eventbriteは2006年創業の会社で既に400人近い従業員を抱えるSFベースの会社。 CrunchBaseにあった累計増資金額が大きくてびっくり。現在20カ国展開。アジアはシンガポールと香港。

NYのサイトのトップカテゴリーはこちら。私は今までイベントを探すためにこのサイトにくることはあまりなく、むしろどこかで見つけたイベントが登録プロセス/支払いを行う場所のEventbriteというイメージだったのですが、ここからも見つけることができるみたいですね。

Eventbriteのサイトより(8月15日)

⑨The New York TImesのアプリ - The Scoop
インタラクティブな地図がメインとなっているところが少し Yelpと被りつつも、取り上げられている情報がある程度絞られていて、カテゴリー別の見やすさも◎なアプリ。私はモバイルアプリしか使ったことがなかったけれど、Webでも見えることを今日発見。

Citibikeの状況が見えたり(昨年から)、TheaterアプリではBroadway/Off Broadwayが一覧できたり、Music&Danceでもジャンル別で一覧できたり、Artも然り。おそらく子持ちファミリーには「Kids」というカテゴリーも便利なのでは、と推測。Day Tripsという箇所は私ももっと活用したいと感じるもの。


⑩日本人向けのイベントもちょっと気になる - MixB掲示板「お知らせ」
もっぱら不動産関係の情報を調べるために使っていたMixBの「お知らせ」というところをふと見てみたところ・・・なんだか面白いイベントがたまーに掲載されていることを発見。先日は目からウロコだった(後日ブログにまとめます) 大戸屋NY店主催の食育セミナーに参加してきました。MixBのお陰です。

私はNYの日本人駐在員ネットワークにあまり知り合いがいないので、もしかすると日本人対象のイベントinNYはもっともっと別のところにあるのかもしれませんが、今後発見していったら更新していければと思います。


他にも個人的には Impact HUB NYCBe Social ChangeStartup WeekendThe Design Gymのイベントであったり、コロンビアやNYU大の公開イベント。インタラクティブシアター Sleep No More、運動好きな人で少し滞在期間が長いなら Class Pass、頻繁に行われている Sample Saleに参加したり・・・色々な選択肢があるのがこの街です。あり過ぎてむしろなんだか東京にいるときよりのんびりした気持ちになったりします。来週末は職場のメンバーと共に 人生初のBocceゲームに参加してきます。

ゴロゴロ。







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