Tomoko Matsukawa 松川倫子

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Acumenで働き始めて4年

今週の金曜で、私はAcumenで4年間を過ごしたことになるらしい。週次の朝会でアナウンスがあって初めて「あ、そうだったか」と、その節目を意識することとなった。

Acumenでの年数=ニューヨークでの生活年数

日本での仕事を休職して、進学した大学院を卒業した2013年の夏、Acumenでのポジション(夏のインターン)がなかったらニューヨークに来ることはなかった。様々なドラマと出会いを経て、気づいたらこの街での生活も4年経ったことになる。

自分のニューヨークでの生活の質の8割以上は今の職場環境、仕事仲間、業務内容とそれに伴って得ることができているものによって定まっている。日々の仕事を通じて感じることができるやりがい、自己成長の機会、家族同然の友情、加えてAcumenという場所にたまたま自分が身を置いているということがきっかけで出会うこととなった人がたくさんいる。

Acumenで働いて思うこと

「NPOで働くってどうですか?前いた(金融とかコンサルといった)セクターに比べて」とたまに聞かれることがある。

そう聞かれるとき、私は正直に「おそらく今まで働いた職場のどこよりも頭を使うことを求められ、スピードも求められ、かつ、自分という人間について振り返させられる環境です」と言っている。12年前に社会人となってから、一つの場所(部署)に最長3年しかいたことのなかった自分が4年という期間、一瞬たりとも飽きることなく動き続けている。

毎年その前の年まで体験したことのないようなチャレンジに向き合い、それを時に必死に乗り越えて、そんな体験を繰り返す、この職場。

もちろん、そんな恵まれた場所にい続けるために、ある程度のほんの少しの犠牲は払っている。お給料は別セクターにいる場合より全然低いし、そして、両親・妹という大切な家族と遠く離れた場所で過ごすというコストを払っている。でも今の環境ほど恵まれた学びの場・価値創出の場はなかなかないと思う。そんな恵まれた場所にいれる時間なんて人生において限られているのかもしれない。それだったらそういう時間があるならば、その間だけでも一生懸命一日一日を過ごさなければ、そう思っている。

過去4年の軌跡

ちょうど先月、私たちのチームの+Acumenのページが一新された。予算が限られているNPOでウェブサイトのアップグレードのプロジェクトは一大投資となる。1年かけて企画・準備を経て更新が終わったのがこちらのページ。
+Acumen
http://www.plusacumen.org/

2013年夏、私がインターンとして2人しかいなかったチームに入ったときのプロジェクトは+Acumenの2つ目のコースの作成だった。もちろんそのときはウェブサイトすらなかった。そのときから4年。今ではチームで30近いコースが揃い、チームは7人になり、今はコースの次となる新しい体験・オンラインコミュニティを作りだすステージに突入している。(新しい体験: Crowdfunding Meets Webinar: How One Organization Uses Slack to Tackle Global Challenges)(オンラインコミュニティ: +Acumen Corps

同時に、私は+AcumenチームからAcumenのフェロープログラムを企画・提供・拡大していくチームに本格的にシフトすることになる。そんな最中にCEOのジャクリーンが素敵な記事を書いていた。この場所で学ぶこと、自分がしなくてはいけないこと、ここで学んだことを持ってほかの場所でできることはたくさんある。一日一日を、感謝の気持ちを忘れずに大切に、丁寧に生きて生きたい。


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Thriveという英単語 (2014.4.22)

+Acumen(プラスアキュメンと読みます)をよく知るには

+Acumen Year Book 2016
https://plusacumen2016.atavist.com/plusacumen-yearbook2016

+Acumen Acumen Ideas
https://acumenideas.com/acumen-d1000c4ef13f 

Acumenをよく知るには