Tomoko Matsukawa 松川倫子

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Education at a Glanceを5年ぶりに見てみた

最近ブログの古いエントリーを振り返るのにはまってます。2012年の大学院留学時に書いていた「 OECDのEducation at a glance (2012) と日本」なんて、自分で書いたこともすっかり忘れてました。ふと興味が湧いたので、数年ぶりにOECDのサイトに行き、2017年のレポートを開いてみました。 Education at a Glance 2017 (発行元: OECD.org)

ざっとみたところ「(高等)教育の効用」という枠組みで雇用機会や年収に結びつけたデータが結構多いな、と印象に残ったのと、ほんの小さくですが「(教育)の社会的な効用」という切り口で以下のような鬱病疾患に関わるデータがあったのが印象的でした。そんな繋がりあるんですかね、教育水準や雇用形態と。知らなかった。
  • % of adults who report having depression by gender, age group and educational attainment
  • % of adults who report having depression by labour-force status and educational attainment
  • Changes in the likelihood of reporting having depression, by educational attainment and labour force status 
図表をみていて、気になったのは以下の二つ。両方とも日本について。よくメディアで言われたりしていることなので新しい話ではないですがやっぱり目立ってます。

OECD Education at a glance - japan gender ratio
高等教育レベルでの男女比。多くの上記分野で日本の女性の比率の低さは目立っている
http://www.oecd.org/edu/EAG2017-INFOGRAPHIC-ENGLISH.pdfより

日本は右から二つめ。高等教育を受ける為の費用の多くが家計が負担していることがわかる
https://www.slideshare.net/OECDEDU/education-at-a-glance-2017-79671866?ref=http://www.oecd.org/edu/education-at-a-glance-19991487.htm