Tomoko Matsukawa 松川倫子

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ポッドキャストで耳から情報収集

日本にいる自分の知り合いとNYにいる自分の知り合い達。たまに一方の世界では「普通・常識」なのに、もう一方ではそれが当たり前じゃない、そういったことに気付かされることがあるのですが、その一つに Podcastの(社会における)浸透度があります。

✴︎ちなみにPodcastとはYouTube並みに誰でも作って配信できる音声版のメディア。YouTubeがテレビの民主化バージョン(誰でもテレビ制作者)だとしたら、Podcastはラジオの民主化バージョンというイメージです。

その「誰でも」には今や、大手の欧米系メディアもまざっていて、彼らは自分たちの活字(紙デジタル両方)や動画による情報配信を補完する形でPodcast番組を使っています。例えばニューヨークタイムズ誌は2018年3月1日時点で10の番組をPodcastとして配信しています

トピックは多岐に渡り、新規立ち上げも続々と。

Podcast番組のジャンル・トピックは多種多様。すごくニッチな内容に特化しているものからマス受けのものまで色々。YouTubeのように、日々常に新しい番組が立ち上げられ、口コミやマスコミで話題になりながら、多くの listenerを獲得していきます。

例えば

  • 2016年の大統領選挙直後に立ち上がったタイムリーなIndivisible。これはトランプに投票した人・ヒラリーに投票した人・誰にも投票しなかった人、のリアルを伝えるために一般人の生放送音声参加という形を使った話題番組。「トランプ支持者」とマスコミが一括りにすることがいかに現実からかけはなれているかということが良く理解できる番組(大統領就任後100日限定番組)

といった番組。

立ち上げも早いけれど、終了するのもそれぞれ自由。半年くらいほとんど更新されない(=新しいエピソードが配信されない)番組もよくあったりします。番組終了しても誰でもいつでも聞くことができるので、例えば上記のIndivisibleなどは今一気に全てのエピソードを聴くことができます、その点、少しNetflix的です。また、ミレニアルより下の世代の層では自分の番組を持っている人が多いというデータも。

最近聞いた、印象に残っているエピソード。

家事をしながら、朝出かける支度をしながら、ジョギング中に、車・電車に乗りながら・・・・いつでもどこでも情報を拾うことができるPodcast。日々PCや携帯の画面を見る時間が長い生活を送っている自分は、目で情報吸収するのが結構疲れてしまうので、耳を使うPodcastを日々愛用しています。時事ニュースの習得としてほぼ毎日聴いているのはBBCのPodcastですが、それとは別に最近印象に残ったエピソードをいくつか紹介。

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  • Creative Morningsのスピーカーの一人のエピソード “Write a Love Letter”(涙なしには聞けない)

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  • Aspen Ideas to GoでのAdam GrantとSimon Sinekのエピソード “Millennials and Motivation”

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最近はSpotifyでも取り扱われているPodcastが増え始めていますし、引き続きPodcastの世界が楽しみです。

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