Tomoko Matsukawa 松川倫子

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JWN(日本人女性)仲間 in NY

気づいたら、有志の方々が始めたJWNという日本人女性のネットワークの企画運営を手伝う立場になって2年近くがたちました。日本人女性とありますが、厳密にはニューヨーク近辺に住んでいる、日本語を話す女性たち。

2013年秋から数年続けていた「教育/学びの仲間inニューヨーク」とは違って、自分が始めたものではなく、最初は参加者としてしかも別に特にそのコミュニティに深い思い入れはなく、緩く・細く継続的に運営をサポートしていたら主要な運営メンバー・企画側になっている、という不思議な距離感のコミュニティです。

過去エントリー:教育/学びの(日本語スピーカー)仲間 in NY

具体的に何をしているかというと、1年に6−8回集まる場を作っているというシンプルな話。ほとんどの場合は何らかのトピックに関して専門家・スピーカーを招き、インプットを得る時間90分+その後は懇親会という、シンプルな設計になっています。全部プロボノ運営。会費などもなし、懇親会の実費のみ。毎回15−20人の方々が参加という感じ。

メーリングリストには現時点で70人弱の人の登録がありますが、ほぼ全員がフルタイムで働いていて、世代は20代後半から50代後半。セクターは色々。企業勤めの人もいれば起業家の人や医者・弁護士といった専門家の人もいます。今は働いていない人や社会人学生の人も。全般的には、何らかの組織に所属している・していたことのあるバイリンガルの女性がほとんどで、アメリカ滞在歴1年前後の人もいれば30年前後の人もいます。

ニューヨークに訪問する日本人に会う機会はたくさんありますが、自然に今の生活をしているとニューヨークでそれぞれ活躍している日本人に会う機会は少なく、自分の生活圏・仕事圏で出会いにくい人たちと出会うこともたまには大切だ、と思うので、この、自分にとってはたまに「away感」を体感させてくれるコミュニティは貴重な存在です。

2013年のエントリー:ボストン時代に書いた「ボーゲル塾」

2013年のエントリー:外の世界で出会う自分の国の人(日本人留学生が少なかったハーバード留学時代の話)

JWNが教育/学びの会やボーゲル塾と違うところの一つ、そして私が気に入っているところ。

それは世代を超えた交流ができるという点。

JWNの発起人の方々は自分より15年ほどキャリア歴が長く、インターネットやSNSを通じて横の繋がりがサクサク生まれる今の時代とは違う環境下でニューヨークという場で切磋琢磨していたという経験豊富な先輩たち。そういう人たちと、緩くとはいえ、顔の見える関係性を継続的に築いていける場。そんな場だからこそ得ることができる刺激や気づきがある。

ニューヨークには本当に色々な人がいる

今まではかなり最小限の労力で運営していたこのグループですが、今後少し工夫を凝らしていこうかな、と思い始めているところです。Google Groupや名簿管理などがもう少し簡単にできればな、とか。

次第に、日本から、世界各地から、転勤・進学などでニューヨークに来ることになる日本人・日本語スピーカーの女性たちにとってone of the many resource to exploreになれば嬉しいな、と思います。

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