アメリカでペットの医療保険に加入
アメリカの保険絡みの話をもう一つ。
そんな猫ちゃんに先日異常事態が発生した。
いつものように、「可愛いねー」とながめていたところ、それまで見たことのなかった皮膚の異常を前脚の裏側に発見してしまう。毛が抜けて、そこだけ肉が露出してチキンのよう。・・・・ 全く前日まで気付いていなかったので何かの間違いかと思いながらも、やはり何かが変。これはなんだろう??
オロオロしながらネットで調べてたら「寂しすぎて自分を舐めすぎてなってしまう」症状という説明から「ガン&腫瘍」といった恐ろしい内容まで色々。
本人(猫)は、特に痒そうにもしていないし、痛がっている様子でもなく、舐めてもなく、謎は深まるばかり。
症状を発見してからの数時間はひたすら観察していたものの、何もわからないのでとりあえず不安なまま就寝。翌日の金曜日は二人で仕事の午前休を取り、転がるようにして獣医さんに行ってきた。
もともと気性の荒い子で、今回も獣医さんに向かって「シャー!」。しかし、やはりどこか具合も悪いのか、同時に「ニャア」という弱々しさも。そんな暴れ具合に見かねて、獣医さんは検査をするために麻酔をかけるよ、とさっさと決めて、猫ちゃんを奥の部屋に連れていった。
麻酔をかけられちゃうなんて・・・とショックに浸っていた2時間はあっという間にすぎ、診療所に戻ったときに告げられた病名はEosinophilic Granuloma(好酸球性肉芽腫)。原因不明、完治方法の皮膚病らしい。私のアトピー と同じで完治はおそらくできなくて共存していくしかない病らしい。私の猫じゃないのにそこを似なくても。。
炎症がある箇所に軟膏を毎日塗り、飲み薬をこの日まで飲み、塗り薬や脚を舐めないよう首輪をつけるよう、と指示もあり、麻酔でヘロヘロになっている猫ちゃんの姿を見て二人の心は更に痛む。かわいそうにねぇ・・。
そしてお会計。
え?!よ、よんひゃく?
もちろん、払う以外の選択肢はなく、クレジットカードでお支払い。猫ちゃんが入ったケージを抱えながら、猫ちゃんへの同情心と診察代の高さのショックを共に噛み締めつつの帰り道となりました。
最近二人でみた「ボブという猫」という映画(一人のホームレスの実話に基づいた映画)を一緒に思い出しながらトボトボ。「こういうの、払えない家庭にいる猫ちゃんはどうなっちゃうんだろう」「だからあの映画みたいに、猫の医療費か、自分の食費か・・ってなるんじゃないのかな」・・・フゥ
家に戻ってからは、傷跡をなめないように、と様々な形の首輪を試してみたり、今日の辛かった診察を頑張ったご褒美にとおやつを追加で買ったりと、ゆっくり休めるような台を購入したり、と診察代以外の出費もかさむ。
この子の皮膚の病気はこれからも長い付き合いになるんだし、これは金銭的に対策打たないとダメでしょ、医療費。と思ったらやはりありました。ペット用の医療保険サービス。
毎回獣医さんに行く際に請求が数百ドルか、千ドル越えるかハラハラするなんてやってられない。ということで我々もTrupanionに加入することにしました。参考になったのは「アメリカ部」という資産運用系のメディアサイトの情報。
備えあれば憂いなし。
(だといいな、と期待してます)
それにしても上記NAPHIAのデータによると北米にいるペットで保険がかけられてるペットは全体の1.5%くらいしかいない、とのこと。さすが・・・。日本も人間に比べたら相当低い5-10%らしいですが。
関連エントリー:アメリカでの医療保険 - 現地で働く際の5つのアドバイス
関連エントリー:ZocDoc使ってみました(NYで健康チェック)
2歳ちょっとの猫、獣医の世話になる
私の彼は2歳ちょっととなる、白い可愛い猫を飼っている。bodegaちゃん(♀、2歳) |
そんな猫ちゃんに先日異常事態が発生した。
いつものように、「可愛いねー」とながめていたところ、それまで見たことのなかった皮膚の異常を前脚の裏側に発見してしまう。毛が抜けて、そこだけ肉が露出してチキンのよう。・・・・ 全く前日まで気付いていなかったので何かの間違いかと思いながらも、やはり何かが変。これはなんだろう??
オロオロしながらネットで調べてたら「寂しすぎて自分を舐めすぎてなってしまう」症状という説明から「ガン&腫瘍」といった恐ろしい内容まで色々。
本人(猫)は、特に痒そうにもしていないし、痛がっている様子でもなく、舐めてもなく、謎は深まるばかり。
症状を発見してからの数時間はひたすら観察していたものの、何もわからないのでとりあえず不安なまま就寝。翌日の金曜日は二人で仕事の午前休を取り、転がるようにして獣医さんに行ってきた。
もともと気性の荒い子で、今回も獣医さんに向かって「シャー!」。しかし、やはりどこか具合も悪いのか、同時に「ニャア」という弱々しさも。そんな暴れ具合に見かねて、獣医さんは検査をするために麻酔をかけるよ、とさっさと決めて、猫ちゃんを奥の部屋に連れていった。
麻酔をかけられちゃうなんて・・・とショックに浸っていた2時間はあっという間にすぎ、診療所に戻ったときに告げられた病名はEosinophilic Granuloma(好酸球性肉芽腫)。原因不明、完治方法の皮膚病らしい。私のアトピー と同じで完治はおそらくできなくて共存していくしかない病らしい。私の猫じゃないのにそこを似なくても。。
炎症がある箇所に軟膏を毎日塗り、飲み薬をこの日まで飲み、塗り薬や脚を舐めないよう首輪をつけるよう、と指示もあり、麻酔でヘロヘロになっている猫ちゃんの姿を見て二人の心は更に痛む。かわいそうにねぇ・・。
そしてお会計。
定期検診・予防接種じゃない訪問は$$高い
定期検診や予防接種では通常50-100ドルぐらいの範囲なので、今回は150ドルくらいかな、と言っていた私達がレジで伝えられた金額は400.50ドル。え?!よ、よんひゃく?
もちろん、払う以外の選択肢はなく、クレジットカードでお支払い。猫ちゃんが入ったケージを抱えながら、猫ちゃんへの同情心と診察代の高さのショックを共に噛み締めつつの帰り道となりました。
最近二人でみた「ボブという猫」という映画(一人のホームレスの実話に基づいた映画)を一緒に思い出しながらトボトボ。「こういうの、払えない家庭にいる猫ちゃんはどうなっちゃうんだろう」「だからあの映画みたいに、猫の医療費か、自分の食費か・・ってなるんじゃないのかな」・・・フゥ
家に戻ってからは、傷跡をなめないように、と様々な形の首輪を試してみたり、今日の辛かった診察を頑張ったご褒美にとおやつを追加で買ったりと、ゆっくり休めるような台を購入したり、と診察代以外の出費もかさむ。
結局一番右上が楽らしい、でも後ろ足もなめないようにするには一番下がベスト |
この子の皮膚の病気はこれからも長い付き合いになるんだし、これは金銭的に対策打たないとダメでしょ、医療費。と思ったらやはりありました。ペット用の医療保険サービス。
ペット用の医療保険サービス(北米で)
成長産業であるペット医療保険サービス。北米市場は2017年に前年比16%、2016年に前年比11%と成長を続けているのだとか - NAPHIA (North America Pet Health Insurance)のレポート(参照)毎回獣医さんに行く際に請求が数百ドルか、千ドル越えるかハラハラするなんてやってられない。ということで我々もTrupanionに加入することにしました。参考になったのは「アメリカ部」という資産運用系のメディアサイトの情報。
備えあれば憂いなし。
(だといいな、と期待してます)
それにしても上記NAPHIAのデータによると北米にいるペットで保険がかけられてるペットは全体の1.5%くらいしかいない、とのこと。さすが・・・。日本も人間に比べたら相当低い5-10%らしいですが。
関連エントリー:アメリカでの医療保険 - 現地で働く際の5つのアドバイス
関連エントリー:ZocDoc使ってみました(NYで健康チェック)