アメリカの政治 - 今度はDNCでのオバマ大統領夫人
民主党のDNCでのファーストレディ、Michelle Obamaのスピーチが話題になっています。Tweet per minute (TPM)が28,000を超えており、それがオバマに対抗しているロムニー候補のスピーチの際の2倍以上とか(Source: Techcrunch: Michelle Obama’s Speech Brings In 28K Tweets Per Minute, Destroys Mitt Romney)。
もともとTwitterユーザーに民主党サポーターが多いような気がするのですが(なので上記の2倍以上、というデータをどう判断するかは難しい)実際の動画からも彼女の人気は伝わってきます。
先日ブログに書いたライス元国務長官@RNC(アメリカの政治を意識する日々 - RNCでのライス氏)とはかなり異なったトーン&内容なのも印象的。ライス元国務長官ほどのガツンとしたインパクトがあるわけではないけれども、個人的なストーリーに基づいたメッセージや自国の全ての人を意識している点が印象的だった。
「アメリカという国のストーリー」、「正しい」ことを、「未来の子ども達のため社会づくり」を・・・。
彼女のスピーチを聞いた一人一人が、それぞれが大切にしてる価値観にどこかつながりを見出せるような、心を静かに揺さぶられるような内容のスピーチ。
聞き終わった後、ライス元国務長官の時みたいな鳥肌が立つわけではないけれど、こちらはちょっとジーンとくるかんじ。
それにしてもクリントン大統領の時もそうだったけれどもこの国におけるファーストレディの存在&責任って凄いと改めて思います。