Marsick教授に会ってきた
大学院時代に出会ったコロンビア大の教授、Victoria Marsick。実は私がニューヨークで色々お世話になっている学び仲間(現在コロンビア大の学生)のアドバイザーであったということを先日知りまして・・・・・その友人のお蔭で1年半振りにVictoriaとの再会することができました。
相変わらずとても気さくな彼女、1時間たっぷりと時間をつくってくれて、色々と新しい情報を次から次へと教えていただきました。彼女はもともとInformal Learningの分野の専門家。
出会ったきっかけはLILA (Learning Innovation Laboratory)でのカンファレンス「Learning at Work」でした。(過去エントリー)最新の「The Future Learner At Work」のビデオサマリーはこちらで見ることができます。
その、Victoriaとのミーティング。今自分の関わっている+Acumenのハイブリッド型コースのデザインに参考にある話はあるかなー、と思い行って来たのですが、たくさんのヒントをいただけたので今回はその備忘メモ。テーマはあっちこっちに飛んでいますが、全体的に働く大人の学び、学校とか研修というFormalな場ではないところでの学びに関わる話です。
①「Humlble Inquiry: The Gentle Art of Asking Insted of Telling」(2013) のEdgar Schein氏、元MIT Sloanの教授
関連テーマ:Organizational psychology、Group facilitation、Role of culture in learning
②「The Political Brain: The Role of Emotion in Deciding the Fate of the Nation」(2008) のDrew Westen氏、Emoryの心理学の教授
関連テーマ:感情と意思決定力、Dissonant dilenma、人の情報吸収能力の恣意性、Cognitive science
③「Cross-Cultural Dimensions of Team Learning」(過去のTCの博士号の学生が書いたレポート)後で確認。Lyle Yorks教授のアドバイザリーの下進められた研究内容。(2003年、TCの記事)
相変わらずとても気さくな彼女、1時間たっぷりと時間をつくってくれて、色々と新しい情報を次から次へと教えていただきました。彼女はもともとInformal Learningの分野の専門家。
出会ったきっかけはLILA (Learning Innovation Laboratory)でのカンファレンス「Learning at Work」でした。(過去エントリー)最新の「The Future Learner At Work」のビデオサマリーはこちらで見ることができます。
その、Victoriaとのミーティング。今自分の関わっている+Acumenのハイブリッド型コースのデザインに参考にある話はあるかなー、と思い行って来たのですが、たくさんのヒントをいただけたので今回はその備忘メモ。テーマはあっちこっちに飛んでいますが、全体的に働く大人の学び、学校とか研修というFormalな場ではないところでの学びに関わる話です。
①「Humlble Inquiry: The Gentle Art of Asking Insted of Telling」(2013) のEdgar Schein氏、元MIT Sloanの教授
関連テーマ:Organizational psychology、Group facilitation、Role of culture in learning
シャインは『組織文化とリーダーシップ』で、組織文化を定義し組織において文化が支配的な力を持つことを示唆した最初のマネジメントの理論家になった
増大する市場圧力に対処するためには、組織的学習は迅速でなくてはならないが、特に上級経営者たちの変化に対する恐れや不安がそれを阻んでいるようだとシャインは考えている。この恐れや不安は、難しすぎるとか破壊的すぎるといった理由で新しいことを学習したがらない態度と関連がある。シャインはさらに大きな新しい不安だけがこれを克服できるとしており、彼の言う「第二の不安」とは新しいことを何も学習しないことから生まれる恐れや恥ずかしさや罪悪感に関わるものである。
「エドガー・シャイン:キャリア、文化、組織的学習」(ダイアモンドオンラインより)80代で新しい本を出されているのがすごい。今Palo Altoにいるからコンタクトしてみたら、とVictoria。
②「The Political Brain: The Role of Emotion in Deciding the Fate of the Nation」(2008) のDrew Westen氏、Emoryの心理学の教授
関連テーマ:感情と意思決定力、Dissonant dilenma、人の情報吸収能力の恣意性、Cognitive science
③「Cross-Cultural Dimensions of Team Learning」(過去のTCの博士号の学生が書いたレポート)後で確認。Lyle Yorks教授のアドバイザリーの下進められた研究内容。(2003年、TCの記事)
関連テーマ:グループラーニング、多文化間の学び
④「Journal of Workplace Learning 」という雑誌、RSSで目次だけ見ることができる
関連テーマ:組織学習、職業訓練、研修トレーニング、Informal Learning
⑤ Learning TheoryやActivity Theoryに詳しいよ、というTara Fenwick教授(参考資料)
関連テーマ:Practice-based learning, experiential learning, wokrplcae learning
Actor-Network Theory (ANT) に関する書籍は2010年発行、最近欧州でActivity TheoryとかActor Network系のテーマがはやっているらしい。フィンランドの人が書いた"From Teams to Knots: Activity-Theoretical Studies of Collaboration and Learning at Work" もこの文脈で紹介される。確かに、ワークプレイスデザインのエリアでPeople Scienceという単語やコミュニティづくりの文脈で「Engineering serendipity」という考え方にも最近触れる。少し似ている気がしないでもない。
⑥「Adult Learning: Linking Theory and Practice」(2013) という書籍
関連テーマ:Adult learning, self-directed leraning, adragogy,
他にもCCL (Center for Creative Leadership) の有名なリフレクションを促すカード(Visual Explorer Playing Card)の話で盛り上がったり、似たようなリーダーシップ研修を提供しているMiL Instituteのことを教えてもらったり、Theory of Change (ToC)という過去のコースデザインでずっと触れていたテーマに飛んだり、可視化を通じてのリフレクションという意味でEgaku Workshopの話をしたり、となかなか密度の濃い時間を過ごさせていただきました。
さて、これらのインプットを消化&活用しなくてはいけないです・・・。
関連テーマ:Practice-based learning, experiential learning, wokrplcae learning
Actor-Network Theory (ANT) に関する書籍は2010年発行、最近欧州でActivity TheoryとかActor Network系のテーマがはやっているらしい。フィンランドの人が書いた"From Teams to Knots: Activity-Theoretical Studies of Collaboration and Learning at Work" もこの文脈で紹介される。確かに、ワークプレイスデザインのエリアでPeople Scienceという単語やコミュニティづくりの文脈で「Engineering serendipity」という考え方にも最近触れる。少し似ている気がしないでもない。
⑥「Adult Learning: Linking Theory and Practice」(2013) という書籍
関連テーマ:Adult learning, self-directed leraning, adragogy,
他にもCCL (Center for Creative Leadership) の有名なリフレクションを促すカード(Visual Explorer Playing Card)の話で盛り上がったり、似たようなリーダーシップ研修を提供しているMiL Instituteのことを教えてもらったり、Theory of Change (ToC)という過去のコースデザインでずっと触れていたテーマに飛んだり、可視化を通じてのリフレクションという意味でEgaku Workshopの話をしたり、となかなか密度の濃い時間を過ごさせていただきました。
さて、これらのインプットを消化&活用しなくてはいけないです・・・。