社会人になってもうすぐ20年
ふと、社会人になってもうすぐ10年、というエントリーを書いてからもう10年が経っていることに気づいた。
月日が流れるのは早い。
アップデート版を書いてみようと思って、当時の内容をみてみると、そこでは10年という社会人生活を三つの円グラフで整理していた。
仕事内容ベース、所属組織ベース、そして所在地ベース。
同じような切り口で円グラフを更新してみたら面白いな、と思ったものの、自分の過去10年の過ごし方を考えると、それが難しい。例えばフルタイムで働いていない時間があったり、複数の組織と仕事をしている時期があったり、と。
ということで、今回は以下の6つの切り口で自分の20年を振り返ってみることにした。
所在地
働き方(物理的)
働き方(コミット)
一緒に働いている相手の組織
言語
ステークホルダーの数
どういう切り口を使うと20年の振り返りが興味深いだろうか、という作業すらが興味深い体験となった。
所在地
まずはどこに住んでいたか。自分の社会人人生の6割がニューヨークになっている。
働き方 - 1 -
Recency biasで、在宅・リモート勤務生活も相当長くなってきたと思いきや、自分の社会人生活での割合は2割にも満たない。
これでは、コロナ禍・オンラインで社会人デビューとなった世代の体験や気持ちを理解しようと思っても楽ではないわけだ・・と思ったり。
働き方 - 2 -
自分の社会人生活の大半は、フルタイム&雇用されている者として。これが今後10年の間にどう変わってくるかは興味津々である。
一緒に働いている相手の組織
フリー・個人事業主になると色々なタイプのクライアントさんと一緒に仕事をするわけで。多分この円グラフはだんだんと意味をなさなくなっていきそう。
主な言語
これはいわゆる報酬を受け取るタイプの仕事の割合であるだけで、無償の仕事や課外活動などは日本語ベースのものも多いので、感覚としては言語においては半々という感じ。
ステークホルダーの数
社会人生活、半分以上の期間は自分一人のことだけを考えていればよかった。でも、そのあとパートナーに出会って、n=2で考える必要が発生し、そして子供ができて。家族というステークホルダーの皆のニーズや願いなどを考えて色々と意思決定していく日々が続いていく、これからの10+α年。
さて、30年の振り返りの時はどうなっているかどうか。
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