40歳で再開できたワークアウトの習慣
37歳の時に、第一子をコロナ禍で出産した。
その後、出産・子育て・仕事復帰・ビザ関連の帆走・転職・リモートでスタートアップの経営メンバーとして爆走・ビザ関連のショック対応・大学院受験・・・と、忙しい日々を過ごし、運動どころか、そもそも基本的なセルフケア(シャワーを浴びるとか、寝るとか)もギリギリで走りながら昨年40歳になった。
そんな時にメールの受信箱に入ったサンクスギビング割引キャンペーンの案内。
「私がいなくても、パパと二人で遊べるようになってきたし、もしかしたら週一くらいならコミットできるかも」と恐る恐るbarreクラスの10クラスパッケージを購入した。
自分が32歳の時に出会って、ハマりまくった体幹トレーニングをしてくれるスタジオ。出産と、コロナ禍在宅により体つきも筋肉量も変わってしまって、ついていけるかわからなかったけれど、とりあえず10クラスを5月までに消化、というのはできるだろう、ということでコミットすることにした。
久々にワークアウトのクラスに行って気づいたこと
ワークアウト用のレギンスやスポーツブラを引っ張り出して、着替え、水筒を持って出発。本当に久々にspotifyで音楽を聴きながらスタジオに向かう。ポッドキャストonlyで音楽を聴くということをほとんど2年間していなかった自分はそれだけで相当テンションがあがる。音楽の良さを人生から失っていた空白の2年。
あと、airpodをずっと片耳使いをしていて(同居人からの声かけや子供の泣き声を聴き逃さないように)それが当たり前だと思って過ごしていたから、久々に両耳でairpodを聞いて「これがイアホンの本来の性能か」と変なところに興奮しながらスタジオに向かった。airpodの開発チームが聞いたら呆れるだろうな、とか思いながら。
久々のスタジオ。
見慣れた全身鏡。
やはり、2年半ぶりにそこで見る自分の姿は自分の記憶にあったシルエットとは異なっていた。いやはや、道のりは長い。
こっちでの生活が長くなると体重の数値は正直あまり気にしなくなる。形が大事。筋肉で支えられている身体かどうかはシルエットに現れる。特に背中、二の腕の裏、お腹、お尻。
どれもなかなか悲しい現実が目の前にある。
そんな中の60分のクラス。20人くらいの他の参加者。ノリノリの音楽。ガイドをしてくれるテンション高めでマインドフルなインストラクター。
懐かしさと、喜びと、楽しさと、いろいろな感情が渦巻きながら身体を一生懸命動かしているうちに60分はあっという間に終わった。
身体も心も喜んでいる、とはこういうことだ。とホクホクしながら帰路についた。
そこで気づいたことは2つ。
5年間鍛えていた身体は、2.5年の空白があっても結構覚えているものだ、ということ。
そして、インストラクターやpeerがいる空間で身体に負荷をかけるのは効果的だ、ということ。
32歳から37歳の間、classpassというスタートアップが急成長していたこともあり、自分の生活に当たり前のように組み込まれていたワークアウト。友人たちも皆当たり前のようにクラスにいってて、それに一緒にいくことが週末や仕事の後の息抜きになっていたあの時代。あの時代に培われていた「資本」は確実に自分のどこかに残っていた。見える形で存在を意識することはなかったけれど、違う状況下に自分を置いてみたら存在に気づく、というか。
こういうことがあるから、学び・成長への投資って興味深い。
過去エントリー:バランスを取るための日々の運動
また、その時にも思ったけれど、やはりインストラクターの存在や、準備されてるカリキュラムがすごい。もう、ここで自分は無理だーと思いたくなる時をピンポイントにプッシュしてくる。あの、適切で絶妙な関わり方、プロだなと思う。
過去エントリー:教育者としてのジムのインストラクター
過去エントリー:2つのZPDというフレームワーク
結局購入した10回分は2ヶ月半で全部消化してしまったので、3年ぶりにClasspassの会員として復活を。
これからは週2回くらいをリズムにしながら、30代半ばでボルダリングをやっていた時の身体は無理でも、自分のやりたいことを元気にやり続けることができる基盤確保・維持はしていきたい。
ちなみに2歳の男の子は元気いっぱいで、彼に付き合って毎日公園とか行っているだけで最近はこんな感じだ。↓
乳幼児の時期、在宅勤務で毎日家にいて2000歩いくかどうかの時期からはかなり環境が変わってきて、ついていくのに日々必死な生活。
p.s. 最近は毎日これを見ながら親子でラジオ体操もトライ中(子供は別にピカちゅう好きではないけれど、英語なのと見てて飽きないので)。ラジオ体操はno.1とno.2をやるのがちょうど良い。