ハーバードにある10以上の大学院

教育学部進学の際にハーバードを選んだ理由の一つ。

それは他学部で教えられていることへのアクセスの容易さ。

3月末に合格者向けに大学が主催していた「One Harvard」イベントや今年4月に開催されていた「One Harvard: Lectures That Last」イベントなどでも強調されていたCross Registrationの制度(教育学部とは異なる学部の授業を受講するということをこう呼ぶ)。ハーバード全体として従来以上に学部間の交流を重視している様子。

''...to reveal the crosscurrents of innovation that can flow from discipline to discipline, and to expose students to ideas from different Schools''

ハーバードには10以上の大学院がある

今回の「One Harvard」イベントに参加して、ハーバードには10以上のGraduate Schoolsがあると知りました。(データは2011-2012在校生データ)

  • Arts and Sciences (博士:630人以上、修士:80人前後)

  • Business (HBS) (博士:30人弱、修士:900人前後)

  • Dental Medicine (博士:50人弱、修士:8人)

  • Design (博士:8人、修士:320人)

  • Divinity School (博士:5人、修士:120人弱)

  • Education (HGSE) (博士50人強、修士:620人前後)

  • Engineering and Applied Sciences (博士:60人前後、修士:15人)

  • Kennedy School (博士 : 7人、修士:540人弱)

  • Law School (JD:560人前後、博士:10人強、修士:180人強)

  • Medical School (MDとMD/PhD:165人)

  • Public Health (博士:80人強、修士:450人前後)

    昨年度の留学生比率は以下の通り。

  • HBSが34%

  • Kennedyが44%

  • Designが42%

  • HGSEが14%(でもStudents of colorは31%) ※ちなみに昨年HGSEの日本人は3人

渡米まであと1週間

元々2年前の今の時点では教育学で大学院留学するなんて夢にも思っていなかった自分。

今でもなんだか古いイメージのある「教育」という単語はあまり好きでないし、人に「将来何になりたいの?」と聞かれると教師・講師を目指している訳でないのでシンプルに答えにくい。ただ、ビジネス寄りで社会人生活を出発した自分が今HGSEで学ぶことで将来何かできることはあるのではないかと思ってワクワクしている。

「~学」とか「分野」といった枠にあまりとらわれず、のびのびと自分が学びたいこと・学ぶべきことを学び、卒業後につなげていけたらいいな、と。

当面はクラスメートの多くに比べて圧倒的に「教育学分野音痴」であろうと思われるので(企業の人材育成を少しだけかじっているので「応用事例」側から話題提供はできるかもしれませんが)キャッチアップすべく事前課題論文の読み込み、頑張らねばならぬとも思ています。

荷造りもまだまだ残ってます・・・・

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