Tomoko Matsukawa 松川倫子

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MITのScratch Projectでのインターン

しばらーくアップデートができていなかったインターンの件。
以前ちょろっとScratchについて コメントしたときからしばらく
経ってしまいましたが、改めて。

「MITのMedia Labのプロジェクトの一つであるLifelong Kindergarten
 のScratchに関連するチームでインターンシップをしています★」

21世紀に向けて、テクノロジーのConsumer(消費者)としてのみならず
Creator/Producerになるスキルを持たせることが必要だ・・という
考え方のもと(他にも色々あるけれども)、以下のCreative Thinking Spiral
を提唱したResnick教授(2007)が実現したScratchというツール。
Creative Thinking Spiral (Resnick, 2007)


プログラミング言語ツール、と聞くと一気に腰がひけてしまうけど、
プログラミングをマスターすることが目的ではなく、
むしろ子ども達(大人も同様)が「こうしたい」というアイディアを
実現する過程で21世紀に必要な様々なスキル (論理的思考、問題解決力、
トライ&エラーを繰り返しながら「なぜ」に対して自分で解を模索する力、
コラボレーション&他者から学ぶ力、新たな課題を自ら設定する力、
自身の行動を振り返り意味付けする力など)
を身につけるということが
本来の目的となっている。
■ドットインストールのレッスンが分かりやすい↓
  http://dotinstall.com/lessons/basic_scratch
■スクラッチをダウンロードするには↓
  http://scratch.mit.edu/

日本では 宮田先生World Museum Projectを通じて
色々と活動をされているようです。
つい先日も↓のような活動があったそうです。
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10/27(土) World Friends Project in Apple Store Nagoya Sakae
■イベント概要
World Friends Project(ワールドフレンズプロジェクト)~
アニメーションを作って世界の子どもたちと友だちになろう!~
簡単にアニメーションが作ることができるソフト『スクラッチ』を使い
作品を作り世界中の子ども達とシェアします。好きな事をしている
自分の絵を描き、簡単なアニメーションを作り、そのアニメーションを
使って世界の子どもたちに自己紹介を行います。
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[プログラミング言語の基礎理解とクリエイティビティの関係については
(別にIT業界の人間ではなく、テクノロジーにあまり関係ない
世界で働いている人であっても重要)色々と書きたい事もあるけれども
それはまた別の時に・・・・]

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今の私のインターンの内容:Scratchを使う教育関係者のメンバーの
PD (Professional Development)(就業訓練)用の
ScratchEdというコミュニティサイトに、
「有意義な情報」を作成&提供する、というもの。

それ以外はまったく定まっていないので自分でゼロからデザインし、
提案し、修正しながらプロジェクトを作っていいよ、ということだったので
個人的に強い興味を持っている Egaku Workshop以前ブログに記載)を
踏まえ、設定したテーマは
「Creative activitiesにおけるリフレクション」

リサーチの一環として今日までで以下の2つの体験が完了。
ScratchEd Meet Upといって毎月Scratchに関係している
 外部の教育関係者が集まる会合のサポート&参加

②地元の公立小学校でScratchを導入し始めたばかりの
 授業の訪問、観察&担当教師との事後考察ディスカッション

②の小学校での小学生の発言などを聞いていると
「へーー!!」と思うようなアイディアもあり・・
今の子ども達は本当色々なツールに手が届く場所にいて、自分の時代と
大きく異なる社会で育っているのだな、と改めて思ったり。
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一人でオンラインで学ぶ ドットインストールのScratchレッスンも
終盤に近づき、お遊び程度だけどScratchの作業方法がちょろっと分かって来て、
アイディアを表現する際の可能性の幅がぐんぐん広がるのが
理解できてきた。Scratchにはまる子が多いのも分かる気がしてきた。
残り1ヶ月ちょっとの間、思う存分インターンで自分の興味と
パッションを追求していこうと思います。