教育学部HGSEの雰囲気
卒業までいつの間にか100日を切っています。そしてボストンでも3月に突入です。もう2013年、2ヶ月も終わってしまったとは。
秋学期に比べて皆真剣モードの春学期。
秋学期はもっと「ウキウキ」した雰囲気や新しい環境と仲間に慣れてきた「るるる〜」的な空気がキャンパス内にあったのですが、今はもっと皆が「シャキシャキ」、目的意識がよりはっきりした状態で忙しく活動しています。
私のスキマ時間も圧倒的に少なくなりました。
朝から晩までなんだか忙しく動き回っています。
クラスは2.5しか取っていないのですが+週12時間のインターン+週5時間のデザインスクールでのアルバイト。そこまで他人に比べて忙しいはずではないのですがやはり各クラス予習とプロジェクトの進行と他の課題で気付くと授業のコマの時間の3−4倍は時間を取られている気がします。
そんな大学院生生活。そうそうこんなかんじ!というものが友達からシェアされたので共有します。かなり笑えました。「あるある」ばかりで。
What-grad-school-is-really-like
特に寮に滞在している私なんて(これはこれで色々便利だけど)本当に「特異な世界」で修行中、という要素が満載です。
東京で一人暮らししていた時の感覚なんてどっかにいってしまうくらい「ザ・学生」必要最低限の寝る・食べる・収納するの空間=寮の部屋。秋学期当初はネイルサロンにいって綺麗にしていたネイルもいつのまにかおろそかに・・・。学びの環境に完全に心身共に順応してきたということだと思うことにします。
例えば自分が大切にしている考え方とか他人との接し方、世界の様々な出来事との自分の関係性についての捉え方など何がどのようにこの留学によって変わったり微調整されたのか、など。
実際その中に今いる状態なので客観的に入学前との差分を把握することはできないのだけれども、HGSEというコミュニティで密度濃い時間を過ごしていることがどのように自分に影響を与えたか少しづつ気になり始めています。
最近めっきり真面目になって、図書館のお気に入りの場所で課題の読み込みをすることが多いのですが、そのお気に入りの場所に今夜私が行ったときには既に一人女の子が座っていました。
私はその向かいに空いていた席に座ることにし、お互い作業を黙々とすること3時間。
その間に私は読書をし、何人か横を通るついでに立ち寄って声をかけてくれた友達とクラスのことだったり、課題について、最近の状況について軽く雑談したり、次の約束をしたり、いつも通りのコミュニケーションをしていました。
そして黙々と作業は更に続き・・。
閉館時間(23時)が近づいて、帰り支度をする人が増えて来た頃。
教育学部HGSEの私も見た事のある男の人が私達の横を通り過ぎようとした時彼女に気付いて驚いたように「あれ?同じ地元の人だよね?ここで何しているの?!」と立ち止まる。そして彼女と会話が始まりました。
二人の声が大きかったので聞こえてしまったのだけれども彼女はHarvard Law Schoolの学生で、その声をかけた男の人とは地元の知り合いだったけれど、お互いハーバードに来ていたことは知らなくて、サプライズ再会だったみたいです。
Harvard Law Schoolといえば私も友達とたまーにお邪魔する超素敵な図書館があるところ。HGSEの図書館からは徒歩10分弱だろうか。そんな素敵な図書館があるにもかかわらず彼女は最近はHGSEの図書館に来ているのだという。HGSEの図書館の雰囲気が好きとのこと。
彼女は「ここにいる学生は皆HGSE仲間同士すごく仲が良いし、図書館でお互いを見つけるとすごく嬉しそうに会話している。そういう明るい雰囲気が好きなの。」と言っていました。
自分はそこまでHGSE LOVERとは思っていなかったけれどそのコメントを聞いてとても嬉しく思いました。
そう、HGSEの学生は「いい人」が本当に多いのです。
コミュニケーション能力が高い人が多いし相手の気持ちを思いやり、共感すること、それを素直に表面に出すということを得意?当たり前としている人が多いとも思います。これは教師経験者が比較的多いからかもしれないし、辛い経験を自ら体験した、又は身近にそれを体験した人がいた、またはそういう人を相手に仕事をしてきた人が多いからかもしれない(貧困、虐待、精神疾患、障害、差別、など)。
または基本的に人の良いところを見つけてそこをappreciateしよう、というマインドセットの人が多いからかもしれない。
他のハーバードコミュニティだって皆「いい人」の集合体なのかもしれないけれども他のキャンパスにそこまで長い間滞在することをしていないので比較は出来ません・・・
自分が断言できるのはHGSEについてのみ。
自分が留学直後に感じた「HGSEは素敵な人が本当に多くて良いコミュニティだなぁ!!」
という気持ち(入学式当日のエントリー)は数ヶ月たった今もかみしめています。
このような暖かいコミュニティに常に最近immerseされているわけなので少なからず自分という人間に何らかの影響を及ぼしているに違いない、そう思ったりしたわけです。
むしろこのHGSEの暖かい雰囲気にあまりにも慣れ過ぎてしまうと社会に出たときにミニカルチャーショックがあるかもしれないな、と今から少し心配するくらい。
本当に素敵なコミュニティ&とてもsupportiveで身近に感じられるTIEの教授。そんな素晴らしい環境で学びに集中できるのもあと2ヶ月半とちょっと。頑張ろうと思います。
そして卒業後に社会に戻り、留学中の10ヶ月弱を振り返ってみてどのような影響を自分が受け、どのように成長したのかが少しでも見えればいいな、と思ったりしています。
秋学期に比べて皆真剣モードの春学期。
秋学期はもっと「ウキウキ」した雰囲気や新しい環境と仲間に慣れてきた「るるる〜」的な空気がキャンパス内にあったのですが、今はもっと皆が「シャキシャキ」、目的意識がよりはっきりした状態で忙しく活動しています。
私のスキマ時間も圧倒的に少なくなりました。
朝から晩までなんだか忙しく動き回っています。
クラスは2.5しか取っていないのですが+週12時間のインターン+週5時間のデザインスクールでのアルバイト。そこまで他人に比べて忙しいはずではないのですがやはり各クラス予習とプロジェクトの進行と他の課題で気付くと授業のコマの時間の3−4倍は時間を取られている気がします。
そんな大学院生生活。そうそうこんなかんじ!というものが友達からシェアされたので共有します。かなり笑えました。「あるある」ばかりで。
What-grad-school-is-really-like
特に寮に滞在している私なんて(これはこれで色々便利だけど)本当に「特異な世界」で修行中、という要素が満載です。
東京で一人暮らししていた時の感覚なんてどっかにいってしまうくらい「ザ・学生」必要最低限の寝る・食べる・収納するの空間=寮の部屋。秋学期当初はネイルサロンにいって綺麗にしていたネイルもいつのまにかおろそかに・・・。学びの環境に完全に心身共に順応してきたということだと思うことにします。
HGSEに進学したことによる自分への影響
そんな中、ふと思ったのが自分はHGSE生としてどういう風に影響を受けているのかな、ということ。具体的に何か自分が変わったものはあるのかな、という点。(体重が数キロ増えた事以外)例えば自分が大切にしている考え方とか他人との接し方、世界の様々な出来事との自分の関係性についての捉え方など何がどのようにこの留学によって変わったり微調整されたのか、など。
実際その中に今いる状態なので客観的に入学前との差分を把握することはできないのだけれども、HGSEというコミュニティで密度濃い時間を過ごしていることがどのように自分に影響を与えたか少しづつ気になり始めています。
Law Schoolの学生からの言葉
そう思ったきっかけの一つが今夜の図書館での一場面。最近めっきり真面目になって、図書館のお気に入りの場所で課題の読み込みをすることが多いのですが、そのお気に入りの場所に今夜私が行ったときには既に一人女の子が座っていました。
私はその向かいに空いていた席に座ることにし、お互い作業を黙々とすること3時間。
その間に私は読書をし、何人か横を通るついでに立ち寄って声をかけてくれた友達とクラスのことだったり、課題について、最近の状況について軽く雑談したり、次の約束をしたり、いつも通りのコミュニケーションをしていました。
そして黙々と作業は更に続き・・。
閉館時間(23時)が近づいて、帰り支度をする人が増えて来た頃。
教育学部HGSEの私も見た事のある男の人が私達の横を通り過ぎようとした時彼女に気付いて驚いたように「あれ?同じ地元の人だよね?ここで何しているの?!」と立ち止まる。そして彼女と会話が始まりました。
二人の声が大きかったので聞こえてしまったのだけれども彼女はHarvard Law Schoolの学生で、その声をかけた男の人とは地元の知り合いだったけれど、お互いハーバードに来ていたことは知らなくて、サプライズ再会だったみたいです。
Harvard Law Schoolといえば私も友達とたまーにお邪魔する超素敵な図書館があるところ。HGSEの図書館からは徒歩10分弱だろうか。そんな素敵な図書館があるにもかかわらず彼女は最近はHGSEの図書館に来ているのだという。HGSEの図書館の雰囲気が好きとのこと。
彼女は「ここにいる学生は皆HGSE仲間同士すごく仲が良いし、図書館でお互いを見つけるとすごく嬉しそうに会話している。そういう明るい雰囲気が好きなの。」と言っていました。
自分はそこまでHGSE LOVERとは思っていなかったけれどそのコメントを聞いてとても嬉しく思いました。
そう、HGSEの学生は「いい人」が本当に多いのです。
コミュニケーション能力が高い人が多いし相手の気持ちを思いやり、共感すること、それを素直に表面に出すということを得意?当たり前としている人が多いとも思います。これは教師経験者が比較的多いからかもしれないし、辛い経験を自ら体験した、又は身近にそれを体験した人がいた、またはそういう人を相手に仕事をしてきた人が多いからかもしれない(貧困、虐待、精神疾患、障害、差別、など)。
または基本的に人の良いところを見つけてそこをappreciateしよう、というマインドセットの人が多いからかもしれない。
他のハーバードコミュニティだって皆「いい人」の集合体なのかもしれないけれども他のキャンパスにそこまで長い間滞在することをしていないので比較は出来ません・・・
自分が断言できるのはHGSEについてのみ。
自分が留学直後に感じた「HGSEは素敵な人が本当に多くて良いコミュニティだなぁ!!」
という気持ち(入学式当日のエントリー)は数ヶ月たった今もかみしめています。
このような暖かいコミュニティに常に最近immerseされているわけなので少なからず自分という人間に何らかの影響を及ぼしているに違いない、そう思ったりしたわけです。
むしろこのHGSEの暖かい雰囲気にあまりにも慣れ過ぎてしまうと社会に出たときにミニカルチャーショックがあるかもしれないな、と今から少し心配するくらい。
本当に素敵なコミュニティ&とてもsupportiveで身近に感じられるTIEの教授。そんな素晴らしい環境で学びに集中できるのもあと2ヶ月半とちょっと。頑張ろうと思います。
そして卒業後に社会に戻り、留学中の10ヶ月弱を振り返ってみてどのような影響を自分が受け、どのように成長したのかが少しでも見えればいいな、と思ったりしています。